新型コロナ禍で観客動員に苦しんでいた映画業界に救世主が現れたとか。
「鬼滅の刃」というアニメ映画が、封切初日から３日間で史上最高の興行収入を得たそうで、今年はこれまで不振とされた映画館などはたいそう有難がっている事と思います。
ステイホームがテレビのアニメ視聴者を増やし、それが劇画化されて大ヒットになったとの分析もあり、暗い日本経済にとってはまさに鬼滅の刃となって欲しいもの。
そういえば新型コロナ感染が拡大してから映画館に足を運ぶことがすっかり出来なくなった最近。
アニメ映画は好まぬが、面白そうな映画をそろそろ見に行きたいという心境ではあります。映画館の客席がかなり間隔が狭まって満席のところもあるそうだから、ここでもややコロナ対策が緩められた印象で、野球やサッカー同様にそろそろ元の状況に戻りつつあるというところでしょうか。
新型コロナ対策をしっかり行って、早く元の生活に戻りたいと願うばかりです。
　ところが、客は客でも有難くない客の来店が起きてしまったのは北陸加賀温泉駅前のショッピングモール。
なんと熊が建物内に侵入し、１３時間も立てこもりとか。
昨晩遅くにようやく殺処分されたそうだけど、市内の商業施設にまでやってきて立てこもるのは珍しい。
と言いたいが、近年は熊の目撃情報が相次ぎ、熊が山中から人里に出てくる地域が多発しているそうだ。
我宮田村とて例外でなく、毎年熊の目撃情報があって広報で注意を呼び掛けています。今年もご多分に漏れずでありました。
山にエサになるどんぐり等が少ない事が原因とされるけど、一度人間の残飯などを食べると覚えてしまい、何度も食べにやってくるものらしい。
そりゃこの地球上で一番おいしいものを食べているのは人間様だと自負していますから、一度熊が味を覚えたら食べに出て来るに決まっています。
そういう意味でも野生の動物と人間の関係が非常に難しくなってきたとも言うべきでしょうか。
今やサルの群と出会うのは珍しくも何ともなく、ごく普通に人間の居住地に出てきます。
畑やリンゴ、柿を食べられるのは当たり前。残飯にも注意が必要です。
やれやれ共存とは、いろいろ難しいものですが、流石に熊の来客はお断りしたいところです。