台風19号から1年

2020-10-12

 先週末の台風14号は、土曜日に宮田村にも雨を降らせ、一時は大雨警報も出るほどの雨降りとなりました。
しかし、台風本体はゆっくりと東に進み、日曜日には南に向きを変えてくれたおかげで昨日の日曜日は好天に恵まれました。
 朝6時には花火が鳴り、宮田小学校の運動会の開催を告げていました。今年は新型コロナでいろんな行事が中止される中、運動会が無事に開催されて良かったですね。
 さて、今日10月12日は昨年の台風19号が我長野県を含む東日本に甚大な被害をもたらした日から丁度1年。
昨年は土曜日だったと記憶していますが、閏年の今年は月曜日になりましたが、それはともかく、長野県も千曲川が氾濫し、長野市長沼地区では家屋が流され大変な被害となりました。
東北地方も同様で、未だに行方が解らない方も居るそうです。宮城県では昨日は消防団などが再度行方不明者の捜索を行ったとの事です。
残念ながら発見には至らなかったようですが、1年経っても何とか手掛かりを見つけたいというご家族の意向や、住民の方々の思いが募る出来事です。
昨年の台風災害は、私はある意味「人災」と思っています。
「コンクリートから人へ」とか「脱ダム宣言」とか言って、計画されていたダムや堰堤の工事を中止し、では堤防を強化するのかと思いきやそれもあまりやらない。
時の民主党政権と田中知事のお陰で、長野県は甚大な被害を被ったと解釈しています。
その後知事が変わり、国政でも政権が交代し、ダム工事が再開されて何とか問題になった八ッ場ダムや長野県の浅川ダムが完成し、下流の被害を少し抑えたというのは今では語り草です。
今は新型コロナ対策でなかなか事業も難しいでしょうが、我日本列島は地形的にも山岳が多く、梅雨や台風が毎年大雨をもたらす国土です。
地道な国土強靭化が必要だと思われます。
台風や梅雨の大雨に、いちいち恐怖を感じないようになってくれればいいのですが、それは永遠のテーマでしょうか。
被災された皆さんに、改めてお見舞いを申し上げます。

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