カツカレー
2020-9-15
昨日の自民党総裁選で菅義偉官房長官が岸田、石破の両氏に圧勝し、新総裁の座に就きました。
明日の臨時国会で首班指名され、第99代首相に選出される運びとなります。
今回の自民党総裁選は、最初から菅さんリードが伝えられ、その理由として二階さんや麻生さんなどの支持を受け、5つの派閥が菅さん支援を表明した事とか。
前回も立候補した石破さんは地方票では2番も、国会議員票を増やすことができず、岸田さんにも敗れて3位になった。
岸田さんは地方票は劣るも、国会議員票を予想より上積みして2位となり、次の・・に可能性を残した形でしょうか。
菅総裁誕生は、もちろん安倍政権の中核としてこの7年8か月を担ってきた実績から、安倍首相の後継者として今まで行ってきた新型コロナ対策への対応や、経済の立て直しに期待がかかることはもちろんの事、改革や省庁の縦割りを無くすなど早くもその手腕に期待がかかるもの。
それにしても、予想通りの菅さん圧勝は、今後の政権運営にも安定感が出て良い事だと思います。
さて、勝負ごとにつきものなのがカツ。特に選挙では必ず食べると言われるカツカレーは、今回も昨日の昼食で振舞われ、各陣営はカツカレーを食べて「選挙に勝つ」心意気を高めて総裁選に臨んだという。
ホテルオークラのカツカレー、3500円が話題になったけど、今回もこの高級カレーを食べて臨んだのか?。
そして何より、前回安倍さんと石破さんの総裁選の時、3人の議員がカツカレーの「食い逃げ」で話題になった。
今回もこの食い逃げに要注意と、各陣営とも目を凝らして見張っていた模様。(ホントかどうかは定かでありません)
結果、岸田さんの得票が、予想より20票ばかり多かったとの噂。岸田さんも自陣営ではカツカレーを振舞っていた、いや、食していたそうだが、どうやら他所のカレーを食べて自分の所に票が舞い込む幸運に恵まれた可能性もありそう。
もっともこのカツカレー。昨日は全ての自民党議員が食べた可能性が高く、誰がお金を払ったのかは定かではありません。
とりあえず、食い逃げじゃなくて、堂々と20人くらい、岸田さんの応援票というより石破さんを3位にさせる票が流れたとの噂。
政治の世界は怖いものです。
一方の石破さん。普段から海自のカレーなどを好み、カレー通として有名な方だそうだけど、如何せん議員票が少なすぎた。普段から美味しいカツカレーを振舞っておく必要があった模様です。
やれやれ、そうはいっても我が国の首相を実質的に決める自民党総裁選。
カツカレーの食い逃げ騒動で勝敗が決まったり、面白おかしく話題になるようでは寂しい限り。
でもこのカツカレー、反面侮れないものかもしれませんよ。食い物の恨みは恐ろしいと言いますもの。ね。